社会人として会社で働いていると、心の病にかかる人は多い。仕事の多忙さによる体力消耗から来るものか、職場の人間関係から来るものか原因は人それぞれだが、こうした事態になってから会社を辞めたり環境を変えることになる人が多い。
働くにあたって、心が病んでしまいそうだと感じた時点で行動に出るのがベストなのだが、心が病んでから事態の重さに気付く人もいるため、非常に難しい問題ではある。
IT業界では特にエンジニアの職種が心を病む人が多く、これが原因での離職・転職は後を絶たない。こうしたメンタルヘルスは、自分自身でセルフケアして予防する他ないのだが、どのような手段が効果的なのだろうか。
まずは、働きやすい環境でなければそれを改善するように動いてみるとよい。残業や時間外労働が多くて疲弊しているのであれば上司に相談して自分の負担を減らしてもらえるか相談する、人間関係で苦労しているのであれば人事部や社内カウンセラーに相談してみるなど、環境が変わることを期待してまずは動き出してみよう。
少々面倒さも感じるかもしれないが、今の環境で働き続けるよりかはよっぽど楽である。
また、プライベート時は仕事のことを忘れて自分の趣味や好きなことに没頭するのもよいだろう。
仕事のことばかり頭をよぎるようになっては、ちっとも心は休まらない。仕事よりもまず大切なのは自分自身であると強く思って、プライベートは自分のために有意義に時間を使ってあげよう。